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検査センターBLOG

(一社)青森県薬剤師会衛生検査センター
パパの愛情の証

当センターの上部組織である青森県薬剤師会のHPがリニューアルしました。

トピックスとして2つご紹介いたします。

1つ目は、「放射線量情報」です。

当センターの敷地内において、地上1メートルの放射線量を測定しています。

測定機器は、NaIシンチレーションサーベイメータを使用。

1回、ツィートしていますのでご利用ください。

 

2つ目は、「妊婦の夫(パートナー)に対する禁煙支援事業」についてです。

妊婦さんと同居している喫煙者の割合が、全国26.6%(平成22年乳幼児身体発育調査)に対し、青森県は59.0(平成22年妊婦連絡票集計)と全国の2倍以上も多いことがわかりました。
妊婦やこどもへの受動喫煙を防ぐために、妊婦の夫(パートナー)で喫煙している方は、奥さんの妊娠を機会に是非禁煙にチャレンジしましょう。

パパになるあなたの禁煙を青森県薬剤師会がサポートします。

どのようにサポートするかというと、
禁煙によるニコチン切れでおこるイライラなどの離脱症状を克服するには、ニコチンパッチなどの禁煙補助剤を使用するのが効果的です。
薬局で行う禁煙指導において、通常8週間行う禁煙補助剤の費用のうち、
最初の2週間分の費用が無料になります。

なお、予算の範囲内での助成につき、数に限りがありますのでお早目のご決断をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

 

10年以上も前のこと、知人がニコチンガムで禁煙を成功させたことがありました。

成功が羨ましくてか、意地になって禁煙しない宣言をしたことが思い起こされます。

その後、妻の妊娠や子供の誕生があって、禁煙せざるを得なくなりました。

度重なる誘惑に何度となく負け続け、妻や子供のいないところで小さくなって吸っていたのでした。

禁煙してから5年以上は経つでしょうか。

今は誘惑に負けることはありません。

禁煙はパパとしての「愛情の証」なのです。

 

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| Matsui | 青森県薬剤師会 | 13:05 | - | - | - | - |
アスリートと薬剤師の関係

ロンドンオリンピックは史上最多のメダル獲得で幕を閉じました。

様々なドラマが繰り広げられ、喜怒哀楽の感情が交錯した数週間でした。

こうした華々しい舞台の裏側で、失格や出場停止、金メダル剥奪があったのです。

原因は「ドーピング」です。

 

ドーピングとは競技能力を増幅させる可能性がある手段(薬物あるいは方法)を不正に使用することであり、スポーツの基本的理念であるフェアプレーに反する行為です。

スポーツはフェアな戦いであるから、スポーツの勝利者は称賛を浴びるのであり、ドーピングを許容しては、スポーツの価値を自ら否定することになります。また、ドーピングは、選手の健康を害し、社会的にも悪影響を及ぼすことになります。
したがって、スポーツ界は、アンチ・ドーピング活動(ドーピングを禁止して、ドーピングを根絶する活動)に真摯に取り組む必要があります。

(日本オリンピック委員会HPより引用)

 

ここには、落とし穴があります。うっかりしているとその落とし穴に落ちてしまいます。

 

「うっかりドーピング」とは?
ドーピング禁止薬物は市販されている風邪薬にも含まれる場合があり、知らずに使用してもドーピング(ルール違反)になります。また、治療のために必要とされる薬でも、その薬がドーピング禁止薬物の場合は正式な手続きを踏まないとドーピングになります。
このように知らなかった、忘れていたという無知・不注意からドーピングになることを「うっかりドーピング」といいます。故意に薬物を使用している者だけがドーピングになるわけではありません。

(日本サッカー協会HPより引用)

 

先日、八戸市を主会場とした「第67回市町村対抗青森県民体育大会」が開催されました。

開会式及び閉会式が行われた八戸市体育館の一角に、「青森県薬剤師会」の空間がありました。

「なぜ、スポーツの空間に薬剤師が?」と思われることでしょう。

アスリートと薬剤師は無縁のように思われますが、非常に密接な関係があります。

 

公認スポーツファーマシストは、最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。薬剤師の資格を有し、所定の課程を修めた方が日本アンチ・ドーピング機構より認定される資格制度です。

(日本アンチ・ドーピング機構HPより引用)

 

周りには多種多様な医薬品が溢れています。

医薬品に限らず、サプリメントも対象となるようです。

現在、青森県内のスポーツファーマシストは、27人が登録しています。

うっかりの落とし穴に落ちないためには、まずは相談することが肝要です。

アスリートを支え、そして守るスポーツファーマシストの活躍が、スポーツの質を高めてくれることは自明のことと言えるでしょう。




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| Matsui | 青森県薬剤師会 | 15:36 | - | - | - | - |
勇ましい高尚なる生涯

今月初め、東京都東村山市にある国立ハンセン病療養所「多磨全生園」内に保育園が完成しました。20086月にできたハンセン病問題基本法で、療養所を地域に開放するため施設の誘致が可能になったため。開園を祝う会に出席した小宮山洋子厚生労働相は「国の政策で地域と隔離され、どんな言葉でおわびしてもしきれない。子どもたちの笑顔の花がたくさん咲くよう祈念します」と述べた、と 東京新聞が伝えました。

「ハンセン病」と「国の政策で地域と隔離された」ことについて以下に記します。

 

ハンセン病とは、「らい菌」に感染することで起こる病気です。感染すると手足などの末梢神経が麻ひしたり、皮ふにさまざまな病的な変化が起こったりします。早期に適切な治療を行わないと、手足などの末梢神経に障害が起き、汗が出なくなったり、痛い、熱い、冷たいといった感覚がなくなることがあります。また、体の一部が変形するといった後遺症が残ることもありました。明治6(1873)に「らい菌」を発見したノルウェーの医師・ハンセン氏の名前をとって、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。

「らい菌」は感染力が弱く、非常にうつりにくい病気です。発病には個人の免疫力や衛生状態、栄養事情などが関係しますが、たとえ感染しても発病することはまれです。現在の日本の衛生状態や医療状況、生活環境を考えると、「らい菌」に感染しても、ハンセン病になることはほとんどありません。(日本人新規患者数:20083人、20090人、20100人)

 

19世紀後半、ハンセン病はコレラやペストなどと同じような恐ろしい伝染病であると考えられていました。当初は、家を出て各地を放浪する患者が施設に収容されましたが、やがて自宅で療養する患者も収容されるようになりました。ハンセン病と診断されると、市町村や療養所の職員、医師らが警察官を伴ってたびたび患者のもとを訪れました。そのうち近所に知られるようになり、家族も偏見や差別の対象にされることがあったため、患者は自ら療養所に行くより仕方がない状況に追い込まれていったのです。このような状況のもとで、昭和6(1931)にすべての患者の隔離を目指した「癩(らい)予防法」が成立し、療養所の増床が行われ、各地にも新しく療養所が建設されて行きました。また、各県では「無癩県運動」という名のもとに、患者を見つけ出し療養所に送り込む施策が行われました。保健所の職員が患者の自宅を徹底的に消毒し、人里離れた場所に作られた療養所に送られていくという光景が、人々の心の中にハンセン病は恐ろしいというイメージを植え付け、それが偏見や差別を助長していったのです。

(厚生労働省発行パンフレット『ハンセン病の向こう側』より引用)

 

『砂の器』という映画を見たことがあります。

松本清張原作の映画で、ハンセン病が背景にありました。

この映画で偏見や差別があることを知りました。

かつて、ハンセン病施設を訪問したことがあります。

患者さんを目の当たりにして、出てくる言葉は見つからず、その無力さを恥じました。

そして今、その患者さんたちが背負ってきた偏見や差別がいかに大きかったかを垣間見た感じがしています。

1946年、ついにハンセン病治療薬「プロミン」が誕生し、ハンセン病は不治の病から治る病気になったのです。

 

青森県薬剤師会1階に、銅像が設置されています。

ハンセン病治療薬「プロミン」の創製者、石館守三氏の銅像です。

薬問屋に生まれた氏は、幼少の頃、療養所に薬を届けに行った際、ハンセン病患者を見たことが契機となって薬学の道に進んだというのです。

そして氏の活躍は、国内にとどまることなく世界へと広がり、多くの患者さんを救済していきました。

 

氏の生涯は、内村鑑三著『後世への最大遺物』が代弁してくれています。

後世に遺すべきものは、金か、事業か、思想か。否。

何人にも遺すことができる本当の最大の遺物は、勇ましい高尚なる生涯である、と。

病に苦しむ人々の念願であった、癩(らい)予防法が廃止になったのは、1996年(平成8年)4月。

その報を待っていたかのように、その3ヶ月後の今日、石館守三氏は95年の勇ましく、そして高尚な生涯を閉じたのでした。





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| Matsui | 青森県薬剤師会 | 13:57 | - | - | - | - |
プール開きの陰に薬剤師あり

気温の上昇とともに、学校の「プール開き」が一斉に始まりました。

小学校時代、泳げない自分はプールが大嫌いでした。
水への恐怖心をどうしてもぬぐい切れず、授業はいやいや受けながらも、夏休みにはプールに行った記憶がありません。でも、友達がプールバックを担いでいる姿を見ると、羨ましい気持ちになるのが不思議でした。

大学を除く学校や幼稚園では、学校保健法において、「学校薬剤師」を置くことになっています。
各自治体の教育長によって任命委嘱されます。
主な役割としては、学校の環境衛生の維持をはじめ、健康相談、保健指導などがあります。
学校環境衛生とは、
 1.児童生徒の生命を守り、心身の発育発達を促し、健康の増進を図ること。
 2.児童生徒の学習能率の向上を図ること。
 3.児童生徒の豊かな情操の陶冶を図ること。

プールでは、「感染症」が起こります。

プールにおける主な感染症として、急性外耳炎・中耳炎(主にブドウ球菌)、夏風邪症候群(腸管系ウイルス)、咽頭結膜熱(プール熱、アデノウイルス)、流行性角結膜炎(はやり目、アデノウイルス8型)、伝染性難属腫(水いぼ、ポックスウイルス)、手足口病(コクサッキ―ウイルス、エンテロウイルス)、へルパンギーナ(コクサッキ―ウイルス)、腸管出血性大腸菌感染症(腸管出血性大腸菌)、レジオネラ症(レジオネラ属菌)、ノロウイルス感染症(ノロウイルス)、水虫(白癬菌)、アタマジラミ症(アタマジラミ)、ぎょう虫症(ぎょう虫)、ジアルジア症(ジアルジア)、クリプトスポリジウム症(クリプトスポリジウム)等があります。
予防としては、プールに入る前と後に、しっかりシャワーで全身を洗い流し、プール後には、うがいや洗顔し、タオル等共有しないことが必要です。
(日本学校薬剤師会HPより抜粋)

こうした感染症予防のためにも、、プールの水質管理や施設設備の衛生管理が重要となってきます。
学校薬剤師は陰ながら子供達を守り続けています。
子供達のかん高い声や水しぶきが、今日もこだましています。



 各種検査承ります。

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| Matsui | 青森県薬剤師会 | 08:36 | - | - | - | - |
薬学生の未来

病院で診察してもらった後、近くの調剤薬局で薬を処方されることが多くなりました。
薬剤師による薬の説明が増え、副作用などの情報を詳しく知ることができるようになってきました。
これを、医薬分業といいます。

医薬分業のメリットは、
 1. 医師が診療に専念し、薬剤師が調剤することにより、お薬の使用がより安全になります。
 2. 処方せんにより、あなたのお薬の処方内容が明らかになります。
 3. かかりつけ薬局ではあなたのお薬に関する記録を保管しています。お薬に対するアレルギー、副作用等を記録しておくことで、あなたの服用するお薬の安全性を高めることができます。
 4. 他の病院や診療所の処方と同じ薬が重複していたり、危険な飲み合わせがある場合など処方内容に疑問 がある場合、薬剤師が医師に問い合わせ、その結果、処方内容の変更や、処方中止等の処置がとられることもあります。
 5. 飲み忘れ・飲み間違いを防ぐため、1回に飲むお薬を一包にまとめたり、お薬の名前や飲み方、効能・効果 や副作用などの情報を書いたメモをお渡しして説明をしたり、お薬手帳や健康手帳にお薬の情報などの記録もします。特に複数の医療機関や診療科を受診している患者さんは、是非1カ所「かかりつけ薬局」を決めて、処方せんによる調剤を受けられることをお勧めします。

医薬分業の進捗率は、
 平成18年  62.2%(青森県) 55.8%(全国)
 平成22年  67.6%(青森県) 60.7%(全国)


(日本薬剤師会HPより引用)

昨日、当センターにて、薬学生の研修会が開かれました。
6年間の学業を終え、医療現場の一翼を担う薬剤師の誕生が待たれます。





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| Matsui | 青森県薬剤師会 | 10:40 | - | - | - | - |
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