検査センターBLOG

(一社)青森県薬剤師会衛生検査センター
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噴出す熱湯

ある職員が、地球の不思議を体感しました。

その迫力に押され、束の間たじろいだようです。

地面から噴き上げるその力はまさに地球の不思議。

自然の力だけで、約100度の熱湯を噴出するという。

 

間歇泉(かんけつせん)って何?
間歇泉とは周期的に地面から噴き出す温泉のことだよ。鹿部町の間歇泉は大正13年に温泉を掘っているときに偶然見つかった日本でも大変珍しいものです。

(鹿部町HPより引用)

間歇泉の噴出しは、6分間隔で、高さ15m以上。噴出量は1回に500Lにもなるとのこと。

 

間歇泉は、北海道鹿部町の他にも別府や鳴子などにもあり、世界では、イエローストーンが有名のようです。

 

ここで、噴出のメカニズムを紹介します。

熱水のパワー 間欠泉

ニュージーランドのロトルアの豊富な地下水と地熱がつくり出す究極の絶景が、ポフツ間欠泉だ。世界最大の噴出量があるといわれ、吹き上がる熱水の高さはおよそ20メートル。一度に吹き出る熱水の量は、日本の一般家庭が1年間に使う水の量に匹敵する20万リットル。間欠泉研究のブラッドリー・スコット博士が、この間欠泉の構造を確かめると、直径20センチメートルほどの小さく長い穴があり、これが勢いよく熱水を出す条件のひとつとなっていることがわかった。

間欠泉 噴出メカニズム

ガラス管とフラスコを用い、間欠泉を再現する実験を九州大学大学院で行った。まずヒーターでフラスコの水を熱したが、温度が100度を超えても、水は沸騰しなかった。これは、ガラス管内の水がフラスコの水に大きな水圧をかけていたためだ。しかし、加熱を続け水がふきこぼれると、ガラス管の水が減り、フラスコ内の圧力が下がる。それに伴って沸点も下がると、すでに100度を超えていた熱水は、一気に噴出。水が沸騰すると体積が1700倍にもなり、熱水を勢いよく押し出す仕組みだ。

(NHKサイエンスZERO HPより引用)

 

噴き上げの高さを調べると、別府が50m。世界では450mにも達した間欠泉もあったとか。

地球の底力はどれほどなのか、興味がある反面、畏怖の対象と自覚すべきでしょう。




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木綿へのあこがれ

木綿は「もめん」と読みます。

もう一つ、意味が違う別な読み方があります。

「ゆう」

 

ハマユウという植物があります。

宮崎県の花に指定されています。

ふつう6月から9月頃まで、重なりあったみどりの葉の中央から、白い大きな花をつけてよいかおりをはなち、南国的ふんいきをかもしだしてくれます。

(宮崎県庁HPより引用)

ハマユウを漢字で書くと、「浜木綿」。

女優の浜木綿子さんの読みは「はま ゆうこ」です。

 

さて、このゆうと読む「木綿」とはいかに。

辞書には、「コウゾの皮の繊維を蒸して水にさらし、細かく裂いて糸としたもの。主に幣(ぬさ)として神事の際にサカキの枝にかける。」(デジタル大辞泉より引用)とあります。

 

楮(こうぞ)の実は野いちごに似ているようです。

植物図鑑に載っている楮は、和紙の原料として記されてありました。

 

青森県弘前市に楮町という地名があります。

「こうぞまち」ではなく「こうじまち」と呼ぶそうですが。

紙を作るために楮が植えられていたためそう呼ぶようになったようです。

 

かつては麻(あさ)で穢(けがれ)を祓い清めていたようですが、のちに楮(こうぞ:クワ科の落葉低木。樹皮の繊維は日本紙の原料となる)から作った木綿(ゆう:楮から採った糸)や和紙(楮から作った紙)を用いるようになって、後世になると、この紙を榊の枝に付けて清浄の証としたようです。(神社オンラインネットワーク連盟HPより引用)

 

由布院の写真が届きました。

約1300年ほど前の奈良時代に編纂された豊後風土記の中に、「柚富郷(ゆふごう)、郡の西に在り。この郷の中にタクの樹、多に生いたり。常にタクの皮を取りて以ちて木綿(ゆふ)に作れり。因りて柚富郷といふ」という記述がある。
(要約:当時この郷にタクの樹が多く野生していて、その皮を取って木綿を作ったので、それが郷名となった。)
平安時代には稲などの租税を収蔵する倉院が柚富郷に設置され、以来、ゆふの倉院、ゆふの院、ゆふ院と呼ばれるようになったといわれます。また、この頃の和妙抄(当時の漢和辞典のような書物)に由布郷とあり、この辺りが由布院という地名の起源といわれています。(由布院温泉旅館組合HPより引用)

由布院の「ゆふ」は木綿のことだったのです。
楮にはタクという別名があったようです。

リクルートがアンケート調査した「じゃらん人気温泉地ランキング2012」を見ました。

由布院温泉のランクを探すと、

じゃらん全国人気温泉地ランキング(これまでに行ったことがある温泉地のうち、「もう一度行ってみたい」温泉地)では、昨年に続き第2位。

全国あこがれ温泉地ランキング(まだ行ったことがないが、一度は行ってみたい温泉地)では、昨年に続き堂々の第1位。

 

九州は未踏の地。

南国へのあこがれは募るばかり。

「ゆふいんの森」というリゾート列車があることを息子から教わりました。

由布院へのあこがれが更に増えました。




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はじける炭酸

炭酸水製造器が売れているという新聞記事を読みました。

炭酸による血行促進が美容効果への期待をもたせるということで、女性のハートをつかんでいるようです。

それは浴用と飲用についての効果のようです。

浴用は炭酸ガスの泡が出る入浴剤が思い浮かび、飲用は炭酸水(ソーダ水)として馴染みがあります。

 

温泉の種類の中で、治療を目的としたものを「療養泉」といいます。

その定義は、温度もしくは物質によります。

温度は25℃以上、または8種類の物質[溶存物質・遊離二酸化炭素・銅イオン・総鉄イオン・アルミニウムイオン・水素イオン・総硫黄・ラドン]のいずれか1つが、基準値以上含まれていれば療養泉となります。

8種類の物質の中に、遊離二酸化炭素という物質がありますが、これがまさしく話題の炭酸に該当します。

二酸化炭素は水に溶ければ炭酸となります。

 

二酸化炭素が含有されている療養泉を「二酸化炭素泉」と呼び、その適応症は以下の通りです。
 
・浴用:高血圧症、動脈硬化症、きりきず、やけど
 ・
飲用:慢性消化器病、慢性便秘

炭酸の効果としては、浴用は血行促進で、飲用は便秘解消といえるでしょう。

 

私は、炭酸水の効果も知らず、毎週500mlを1本購入していたのでした。

この効果を知ってから飲んだ炭酸水は、いつもより激しく胃の中ではじけ飛んだのでした。




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混浴の賑わい

昨日から青森県内は急激に気温が下がりました。

最高気温が15℃前後と、寒さが肌に沁みてきます。

昨日は熱めのお湯に浸かり、久々の長風呂となりました。

 

青森県の温泉地の数は全国第4位で150箇所あります。

その中で、有名なのが「浅虫温泉」。

浅虫温泉の歴史は、平安時代の876年に円仁により発見され、当時は布を織る麻を蒸すためだけに使われていたそうです。

1190年に法然が当地を訪れた際、傷を負った鹿が湯あみをしているのを見たのがきっかけとなり、広く利用されるようになっていったようです。

この地は、麻を蒸していたことから「麻蒸」と呼ばれていました。

しかし、火難を怖れ火に縁のある文字を嫌い「浅虫」になったといわれています。

 

この温泉地には、人気を満たした足湯があったり、水質基準を満たした飲泉所があったり、小腹を満たしてくれる温泉たまご場があったりと温泉街の定番が揃っています。

陸奥湾の絶景と海の幸が、心と体の保養を助長させてくれます。

休日や連休は「混浴」の賑わいを楽しみたいものです。

 

 

 

ただし、足湯ですが。



 各種検査承ります。

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