検査センターBLOG

(一社)青森県薬剤師会衛生検査センター
<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

牛レバ刺しの遠い記憶

厚生労働省からのお知らせです。以下は厚労省HPより引用しました。

 

平成247月から食品衛生法に基づいて、牛の肝臓を生食用として販売・提供することを禁止することとなりました。

これは、牛の肝臓を安全に生で食べるための有効な予防対策は見い出せておらず、牛の肝臓を生で食べると、腸管出血性大腸菌による重い食中毒の発生が避けられないからです。

 

消費者の皆様へ

牛レバーは生で食べず、中心部まで十分に加熱して食べましょう。

・レバー(肝臓)の内部からも腸管出血性大腸菌が検出されたことが報告されています。

・腸管出血性大腸菌は、少数の菌だけでも、食中毒を引き起こします。

・一般に牛レバーを含む食肉を生で食べると、食中毒のリスクがあります。

・「新鮮」かどうかは、関係ありません。

 

事業者の皆様へ

加熱用を除き、生の牛のレバーは販売・提供できません。

・レバーは「加熱用」として販売・提供しなければなりません。(いわゆる「レバ刺し」の提供はできません)

・牛のレバーを販売・提供する場合には、レバーの中心部まで十分な加熱が必要である旨の情報を提供しなければなりません。

・牛のレバーを使用して、食品を製造、加工又は調理する場合は、レバーの中心部まで十分に加熱しなければなりません。(中心部の温度が63℃で30分間以上もしくは75℃で1分間以上など)

 

の肝臓(レバー)の内部には、「O157」などの腸管出腸菌がいることがあります。

と畜場で解体された牛の肝臓内部から、重い病気を引き起こす食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌が検出されました。新鮮なものでも、冷蔵庫に入れていても、衛生管理を十分に行っても、牛の肝臓の内部には腸管出血性大腸菌がいることがあります。

 

◆実際に、中毒が起きています。

生の牛の肝臓などが原因と考えられる食中毒は平成10年から平成23年に128件(患者数852人)発生し、うち22件(患者数79人)は、腸管出血性大腸菌が原因です。厚生労働省は、平成23年7月に提供の自粛を要請しましたが、その後も食中毒事例が報告されています。

 

◆腸管出腸菌は、溶性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの危険な病気を起こし、死亡の原因にもなります。

腸管出血性大腸菌は、わずか29個の菌だけでも、病気を起こします。

HUSは、腸管出血性大腸菌感染者の約1015%で発症し、HUS発症者の約15%が死亡するとされています。平成23年には、腸管出血性大腸菌による集団食中毒事件で5名の方がお亡くなりになるという痛ましい事件が起きています。

 

 

法改正に伴い、牛レバ刺しファンは別れを惜しんだようです。

牛レバ刺しは、若い時一度食べた記憶があります。

しかし、どんな味だったのか、食感だったのか思い出すことができません。

無くなると思えば、食べたくなるのが人間の悲しい性です。

牛レバ刺しの代替品がテレビで流れていました。

コンニャクやアボカドなど。

代替品で、遠い記憶を呼び戻したいものです。




 人気ブログランキングへ   

法律関係 | permalink | - | - | - | -

行列ができる牛肉の雄叫び

焼肉店の集団食中毒事件を受けて、厚生労働省は生食用食肉の新しい基準を設定しました。

9/12付で改正され、本年10/1から適用されます。

 

○生食用食肉(牛の食肉[内臓を除く。]であって、生食用として販売するものに限る)

 1.生食用食肉の成分規格

  (1)生食用食肉は、腸内細菌科菌群が陰性でなければならない。

  (2)(1)に係る記録は、1年間保存しなければならない。


 成分規格以外に、加工基準、保存基準、及び調理基準が改正されました。
 

新基準は公表されましたが、試験法等についてはもうしばらく時間がかかるようです。

当センターでは現在、「腸内細菌科菌群」の検査開始に向けて準備を進めているところです。

10/1の適用とともに開始できる予定です。

 

先日、青森市にて、「RABまつり」が開かれ、多くの芸人たちが結集し、多くの観客に笑いを提供してくれました。

会場にはチャリティ振る舞いブースがあって、その中に八甲田牛丸焼大試食会(青森県食肉消費推進協議会提供)が注目を集めました。

八甲田牛の丸焼きは圧巻というべきで、長蛇の列ができたことは言うまでもありません。

 

東北の牛肉は苦境に立たされています。

丸焼きにありつけなかった私は、早速今月の連休にBBQの計画を立てました。
東北産の牛肉のにおいが、まるで雄たけびのように鼻に突き刺さった気がしました。




 各種検査承ります。

人気ブログランキングへ   応援お願いします。
法律関係 | permalink | - | - | - | -

黄金色の安心

米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律(米トレーサビリティ法)では、米穀等の「取引記録の作成・保存」が平成22101日より義務付けられました。

明日の平成2371からは「産地情報の伝達」が義務付けられます。

米トレーサビリティ法とは、
問題が発生した場合等に流通ルートを速やかに特定するため、米穀等の取引等の記録を作成・保存することと産地情報を取引先や消費者へ伝達することを義務付けるものです。

事業者別では、
・生産者は、出荷記録を作成・保存し、産地情報を伝達する。
・卸売業者及び製造業者は、入出荷記録を保存し、産地情報を伝達する。
・小売業者及び外食業者は、入出荷記録を保存し、消費者に産地情報を伝達する。

伝達の方法としては、
・外食店における一般消費者への伝達方法
 →店内に産地情報を掲示する
 →店内に産地を知ることができる方法を掲示する
 →メニューに産地情報を記載する
・小売店における一般消費者への伝達方法
 →商品に産地情報を直接記載する
 →Webサイトや電話等で産地情報を知ることができるようにする

詳しくは農水省のHPへ

消費者は国産の米であるのか、外国産なのか簡単に知ることができるようになります。これで、食の安心が増えた気がします。
因みに、食の安全は当センターにお任せください。全力でサポートいたします。

今年の稲は順調に成長しているようです。春夏の緑から秋の黄金色に変わると、何故だか安心が得られます。




 各種検査承ります。

人気ブログランキングへ   応援お願いします。
法律関係 | permalink | - | - | - | -